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Evgeny Kissin(エフゲニー・キーシン)
88697625302 rec.1999 My Runk:S

前奏曲と併録。シリアスでスケールの大きい、完成度の高い演奏。第3楽章「葬送行進曲」なんかは、10分半かけてじっくり弾かれるが、だれることなく緊張感が張り詰めている。録音も明晰で透明感があり非常に素晴らしい。気の休まらない重い演奏だが、曲想にマッチしていると思う。

Grigory Sokolov(グレゴリー・ソコロフ)
OP30456 rec.1990 My Runk:A

ソコロフらしい歌心に満ちた良演。この完成度でライブだと言うから驚きですね。キーシンほど張り詰めるものもないので、良い意味で聴きやすい。ソナタ2番の持つ荘厳さと、よく歌われた演奏の美しさのバランスが良い。録音も良好だけど、若干音像が遠目な気もする。

Rafał Blechacz(ラファウ・ブレハッチ)
486 3438 rec.2021 My Runk:A

良い意味で必要以上に間を取って弾いたりせず、どちらかというと流れよく弾いていくので、重々しすぎず曲の美しさを感じることができる。とはいえ弾き流すことはなく、強弱や間を高いコントロール力で支配し、曲全体を構成しているように感じる。適度な雄弁さと詩情を感じることができ、全体の完成度の高さは随一かもしれない。

Katia Skanavi (カティア・スカナヴィ)
PCL0039 rec.1998 My Runk:A

若干音のキレには劣るものの、音楽性とその完成度の高い演奏。第1楽章は非常にスリリングで、緊張感の中を駆け抜けていく。かと思えば、第3楽章では消え入りそうな弱音を聴かせるなど、全体を通しての起伏が激しくドラマチック。デュナーミクが広く緩急がお見事。

Andrei Gavrilov(アンドレイ・ガヴリーロフ)
POCG-90424 Rec.1991 My Runk:A-

キーシンほどの精神性は感じないものの、音楽的には高いレベルの録音。硬質なタッチにはキレがあり、第Ⅰ楽章から良い意味での爽快感がある。EMIに残している録音と比べると、こちらのグラモフォン盤の方が良くも悪くも落ち着いており、全体的な完成度は高いと感じる。また、指回りの良さはさすが。

Fou Ts'ong(フー・ツォン)
19439913092 Rec.?? My Runk:A-

この曲は誰が弾いてもそれなりにシリアスにはなるけど、やはりシリアスにかけてはフー・ツォンは別格。随所に見られる感情の爆発は魅力的だし、10分半かけて弾かれる葬送行進曲は他を寄せ付けない重さを感じさせる。第4楽章のラストは破壊的ともいえる強烈な打鍵で締めくくられており、聴き終えたあと動けなくなること間違いなし。若干音色に乏しいのと、ちょっとホワイトノイズみたいなのが気になるのが玉に瑕。

Evgeny Zarafiants(エフゲニー・ザラフィアンツ)
ALCD-7152 Rec.2010 My Runk:A-

第1楽章の開始20秒を許せるかどうかで、すでに決まってしまう気がする。私は完全に惚れてしまいました。この導入の仕方は、全く正統的では無いけどものすごくかっこいい。他にも、かなり恣意的な間やダイナミクスが見られるものの、個人的には嫌いではない。全く正統的ではないので、嫌いな人はものすごく怒るだろうな……。

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